「日本企業・日本人・日本国のグローバル化支援」をミッションに起業しましたが、2年を振り返ると、過去2度挫折していた出版が『海外駐在の極意』の出版及び記念イベント開催という形で昨年実現できたことがとても嬉しかったです。

「グローバルリーダー育成」については、異文化コミュニケーション、アカデミックなリーダーシップ論、という枠を超え、世界各国の具体的事例を取り入れたグローバルマネジメント研修、リーダー選抜研修、海外拠点長研修、海外赴任前研修という形で提供できました。また、大手企業役員の方々や、外国人を含む海外拠点長、外資系日本法人社長・経営幹部の方々に対する「コーチング」に数多く関わらせて頂くこともできました。海外事業全般に関する「コンサルティング」や「顧問契約」では中長期的なビジネスパートナーとして関与させて頂くことになりました。グローバル関連以外には、経営幹部や管理職に対する「イノベーションや意識改革のワークショップ」に従事させて頂きました。従来の早稲田大学や明治大学以外に、慶応義塾大学やICU、そして母校の大阪星光学院中学・高校で、日本語や英語でクラスを持たせて頂いたり、早稲田大学に加え、新しく亜細亜大学で研究員の活動を開始しました。何をするにも学ぶことばかりで、ありがたいお仕事だと感謝しています。

昨年開始したブログ『海外駐在の極意』では、世界各国駐在経験者から貴重な駐在の極意をお聞きすることができました。

今年からアメリカの大学院で「キリスト教神学とリーダーシップ」についての学びを開始しました。AIの開発・適用が進み、人間の働きの意義が問われ、マインドフルネスが流行る中、自分がアナログに人間の暖かさを持って継続できる不可価値を模索していきたいと考えています。

プライベートでは、オルガンの発表会が2度目を迎えました。パワーリフティングのトレーニングはかなりさぼっていますが、仕事の効率や集中力を高めるためにもまたがんばっていこうと考えています。理事を務めるNPO法人「希望の車いす」の働きでは今年10周年を迎え、日本で使われなくなった車いすを2000台以上、14か国に、希望とともにお届けすることができました。

　
2018年9月28日
堀江徹