渋沢栄一の「論語と算盤」で未来を拓く
渋沢健　コモンズ株式会社　会長

「日本の資本主義の父」と言われる渋沢栄一が提唱した「論語と算盤」とは現在の時代の文脈に書き換えると、サステナビリティ( 持続性) とインクルージョン（包括性）であり、グローバル社会に活用できる普遍性があります。

米系金融機関などを経て2001 年にシブサワ・アンド・カンパニー株式会社を創業、代表取締役に就任。07 年コモンズ株式会社を創業（08 年コモンズ投信㈱に改名し、会長に就任）。渋沢栄一記念財団業務執行理事、経済同友会幹事など、その他複数の職務に従事。

日本企業の運命を握るグローバルリーダーとは
大滝令嗣　早稲田大学大学院経営管理研究科（ビジネススクール）教授

グローバル競争で負けが込んでいる日本企業。多くの企業が生き残りをかけた正念場を迎えている。時間が限られている今、どのようなグローバルリーダーが必要か？どう発掘し、どう育てたら良いか？

東北大学工学部卒業。カリフォルニア大学電子工学科博士課程修了。工学博士。 東芝研究所勤務を経て、コンサルティング業界へキャリアチェンジ。 マーサージャパン社長・会長、アジア代表。ヘイコンサルティングアジア地域代表。エーオンヒューイットコンサルティングジャパン社長・会長を歴任。シンガポール経済開発庁 元ボードメンバー。

日本人はグローバル人材になれる！　～ そのための３条件 ～
堀江正彦　外務省参与・大使

日本人がグローバル人材になることは難しいことではない。その３条件は、①コミュニケーションの手段を獲得すること、②人は心と心で分かり合えると思わないこと、③世界の宗教を知り自分の宗教を考えること。少し違った角度からのグローバル人材論を展開する。

地球環境問題担当大使、駐マレーシア大使、駐カタール大使、駐フランス公使、駐ケニア参事官、駐デンマーク参事官、ニューヨーク国連事務局補佐官などを務めた。現在はIUCN「世界自然保護連合」理事、SE4All「万人のための持続可能なエネルギー」理事、明大学長特任補佐、筑波大客員教授、京大特任教授、UTM（マレーシア工科大学）特任教授。